旧佐伯郷の稗田野神社、御霊神社、河阿神社、若宮神社の4社による「佐伯灯籠祭」は、平安時代に五穀の神を祀る稗田野神社に朝廷より5基の神燈籠と1基の台燈籠が奉納され、勅使参向の上、五穀豊穣祈願祭を斎行したことに起源します。五穀の実生苗を御祭神(保食命)の御霊代とする稗田野神社の神輿が、御霊神社の杜で河阿、若宮三社の神を迎え、佐伯郷の稲作を案内の後、稗田野神社の本殿に上り、五穀豊穣祈願祭が執り行われます。一年間の農作業が5基の神燈籠できれいに表現され、台燈籠では、日本一小さい串人形が操られる人形浄瑠璃が奉納されます。神社の馬場では、「燈籠追い」「太鼓掛け」「明年度」など、神輿と5基の神燈籠、大太鼓が入り乱れての、豊作祈願神事が繰り広げられます。平成21年、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
所在地:〒621-0033京都府亀岡市稗田野町佐伯垣内亦1
開催期間:2015年8月14日 神輿出発/13:30~、人形浄瑠璃奉納/18:00~、五穀豊穣祈願祭/19:00~、五穀豊穣祈願奉納神事(燈籠追い、太鼓掛け、明年度、燈籠吊り)/21:00~
交通アクセス:JR嵯峨野線「亀岡駅」から「湯の花温泉行」のバス「佐伯」~徒歩3分
主催:四社総代会
問合せ先:稗田野神社0771-22-4549
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