南長柄八幡宮は、大阪府大阪市北区長柄中1丁目に鎮座する神社。「水中八幡宮」とも、近世後期には「鶴の八幡宮」とも称された。
○祭神
応神天皇を主祭神とする。
・配祀
宇迦之御魂神(ウカノミタマ)、佐田彦神(サルタヒコ)、大宮能賣神(アメノウズメ)
・合祀
事代主神(コトシロヌシ)
○逸話
織田信長が石山合戦で本願寺を攻めたてるための兵糧を備蓄するための古い土蔵が、かつての境内にあったという。1744年には(かつての)境内の神木の松に、鶴が巣をかけて子を育てたことで、その見物人が増えた。当時の流行歌などにも詠みこまれることがあったという。
○例祭
以下の例祭を行っている。
夏季大祭は7月の第2日曜を中心とする土・日曜日。
中秋祭は放生会がおこなわれる。
・地車囃子
夏祭でも放生会でも、にわか仕立ての櫓で奉納される地車囃子は、「長柄流」「キタの流派」の主流といわれている。当氏地では「長柄囃子」と呼ばれている。
○交通
・最寄駅
大阪市営地下鉄(谷町線・堺筋線駅)と阪急電鉄との駅(共同使用駅)の天神橋筋六丁目(天六)駅から北へ徒歩4分
○所在地
大阪市北区長柄中1-4-25
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