山阪神社は大阪府大阪市東住吉区山坂に鎮座する神社。
○祭神
天穂日命
○相殿
野見宿禰・素盞嗚尊・猿田彦・宇賀御魂神
○歴史
田辺宿禰がこの地に祖神の天穂日命を祀ったものと云われ、『摂津志』に田辺西神祠は南田辺村の山阪明神とある。
『三代実録』清和天皇の貞観四年八月十一日に「摂津国正六位上田辺東神、田辺西神並授従五位下」とある西神が当社で、東神は中井神社のこと。
明治5年(1872年)村社に列し、山阪神社に改める。
明治23年(1890年)八王子社(素盞嗚尊)を合祀。
明治40年(1907年)1月、神饌幣帛料供進社に指定される。
明治40年(1907年)5月15日に浜田の土公神社(猿田彦)、5月22日に榊ケ原の稲荷社(宇賀御魂神)、また柳ケ原の稲荷神社を合祀し、五神五社殿とする。
大正12年(1923年)7月、五社殿を一社殿と改築する。
かつては祭神の 野見宿禰に因み、奉納相撲が行われていた。
○境内
荒川稲荷神社 宇賀御魂神
八日戎社
伊勢神宮遥拝所
素釜三賽荒神
楠社 楠大明神
○所在地
大阪府大阪市東住吉区山坂2-19-23
○例祭
4月15日(春祭)、7月21日(夏祭)、10月15日(例大祭)
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