素盞烏尊神社は大阪市北区大淀南に鎮座する神社。 通称、八坂神社。
○祭神
素盞烏尊
○歴史
創建年代不祥ながら牛頭天王社・祇園社と呼ばれた浦江の氏神。
明治5年(1987年)、素盞烏尊神社に改め、村社に列す。
明治41年(1908年)12月12日、西里中の八幡神社、江川の野々宮、宮の前の斎宮社を合祀。
明治42年(1909年)6月、神饌幣帛料供進社に指定される。
明治45年(1912年)7月25日、東殿の和邇社を合祀。
昭和20年(1945年)の大阪大空襲で焼失。
昭和52年(1977年)4月16日再建。
○境内
王仁社 王仁臣
八幡社 応神天皇
斎宮社 飯豊受皇女神
野々宮社 飯豊受皇大神
王仁社に関し、『摂津名所図会』では「犬江殿古蹟(おほえどのこせき)難波旧図、田蓑島にあり。この所斎宮女御御楔の地、今大仁村の北端に古松一株あり。その下に石造の宮の屋根なるもの見ゆる。余は土中に埋もれたり。これ、祓除の地の古称なるか。」と記述し、『摂津名所図会大成』では「大古墳」とある。
一本松大明神・正一位稲荷大明神・王仁大明神と呼ばれ、王仁の墓との伝承があるが、 井上正雄氏は大仁の和邇部が誤って伝わったとし、 三善貞司氏は大化2年(646年)に孝徳天皇が制定した大仁墓のことかと、いずれも否定的である。
○交通アクセス
大阪環状線福島駅より北西に徒歩9分
○所在地
大阪府大阪市大淀南3丁目3-25
○例祭
7月18日(夏祭)・10月18日(秋祭)
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