豪壮な松明の燃えさかる御火の神事から「那智の火祭」と名づけられた例大祭が、毎年7月14日に斎行されます。正式には「扇会式」または「扇祭」といいます。火祭当日の14:00頃に、「飛瀧神社」参道域で行われる御火神事で用いられる大松明の重さは約50kg程もあります。桧の割板を桶のように輪じめにしたもので12体奉製されます。祭の主体である扇神輿は幅1m、長さ6m程の細長い框に赤緞子を張り、金地に朱の日の丸を描いた扇を組み合わせ、9か所に計32本、白銅鏡八面、それに「光」「蝶の鬚」「縁松」「桧扇の花」などを飾り付けます。
所在地:〒649-5301和歌山県那智勝浦町那智山
交通アクセス:JRきのくに線「紀伊勝浦駅」から熊野交通バス約30分「那智山」~徒歩15分
開催期間:2014年7月14日10:00~
問合せ先:熊野那智大社0735-55-0321
http://www.kumanonachitaisha.or.jp
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