普妙寺は、大阪府羽曳野市に所在する日蓮正宗の寺院であるが、元正信会の僧侶が占有・居住している。山号は十方山。
○起源と歴史
1968年(昭和43年)1月19日-建立される。開基は日蓮正宗大石寺第66世法主日達上人。
1982年(昭和57年)4月5日-当時の住職が第67世法主日顕上人の法主としての地位を否定したため、日蓮正宗の宗制宗規に違背したことにより破門されたが、普妙寺を占有し、居住している。
普妙寺は日蓮正宗の末寺である。現住職(代表役員)も日蓮正宗の僧侶(八尾市の興妙寺住職が兼務)である。また、総代(責任役員)も日蓮正宗の信徒(興妙寺)であり、土地建物も普妙寺の所有するところである。ただし裁判所の昭和57年当時の住職の地位保全の決定によって、存命中は普妙寺を占有することは認められているため、何らかの理由で退去しない限りは日蓮正宗は普妙寺においては宗教活動をすることはできない状態である。
普妙寺元住職は既に正信会からは離れ、独自の活動を行っている。
○所在地
大阪府羽曳野市西浦1丁目11-15
○交通アクセス
近鉄南大阪線・長野線 古市駅から徒歩10分
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