2012年12月29日土曜日

瓢箪山稲荷神社

○概要
いわゆる日本三稲荷の一つであり、辻占総本社である。 祭神は若宇迦乃賣命(保食神)、ほか。創建は天正11年(1584年)。豊臣秀吉が大坂城築城にあたり、巽の方(大坂城の南東)三里の地に鎮護神として伏見桃山城から「ふくべ稲荷」を勧請したことが由緒とされる。 現在の本殿は、慶応2年(1866年)に建てられたものである。神社本殿の背後にある小丘は、通称「瓢箪山古墳」とよばれる、古墳時代後期・6世紀末ごろに作られた双円墳で、山畑古墳群の中で最大・最古のもの。 そのヒョウタンに似た形状から、古墳および一帯の地名が「瓢箪山」と呼ばれるようになった。江戸時代から近くの東高野街道において辻占いの風習があったが、明治時代初めごろに宮司が「辻占」を創始し、「淡路島かよふ千鳥の河内ひょうたん山恋の辻占」として日本全国に知られるようになった。
○境内社
戸川神社
本殿裏側の墳丘上にある境内社。祭神は保食大神。
三柱神社
拝殿北側にある。祭神は天照大神、月夜見命、素盞嗚尊
宮比神社
祭神は天宇受売命
菅原神社
祭神は菅原道真
水分神社
祭神は水分神
○祭事
2月1日・初午の日
7月17日、18日:夏季大祭
○所在地・アクセス
大阪府東大阪市瓢箪山町8-1
近鉄奈良線 瓢箪山駅から徒歩(南側の商店街アーケード南端の辻を東へ)約5分。

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