人見街道は、東京都府中市と杉並区大宮の大宮八幡神社を結ぶ、古くからの街道である。別名「大宮街道」、「下総街道」。
○起点と終点
東京都通称道路名設定公告(整理番号98)によれば、人見街道の起点は杉並区浜田山三丁目の浜田山駅入口交差点、終点は府中市若松町四丁目であり、東京都道14号新宿国立線の杉並区浜田山 - 三鷹市牟礼の区間と東京都道110号府中三鷹線の終点 - 府中市若松町四丁目がこれに該当する。杉並区浜田山三丁目以東杉並区道であり、「八幡通り」と表示されている。府中市若松町四丁目以西は府中市道となって、旧甲州街道に至るのが本来であるが、一部は航空自衛隊府中基地となっていて通行できない。
○由来
人見街道の名は、「人見村」を通って府中へ至る道であった説、府中市の北東部の地名「人見」ないし、その地域の一族「人見氏」に由来すると言われるが、さらに人見の北にある浅間山の別名が人見山であって、それが由来であるとする説もある。
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