2012年10月27日土曜日

登り街道

登り街道は、青森県八戸市から、岩手県二戸市に至る街道。
○概要
幕政時代、八戸城惣門から上組町を西へ、市野沢、観音林(かんのんばやし)を経て、奥州街道の堀野で合流して盛岡藩領福岡宿へ至る南部藩(盛岡藩・八戸藩)の脇街道八戸藩からは参勤交代路として使用されたため、「上り街道(のぼりかいどう)」、「江戸街道」とも呼ばれ、盛岡藩からは、目的地の地名をとって「八戸街道」と呼ばれた。参勤交代時には一日で通過する距離であったため宿場は置かずに、観音林に八戸藩主が小休止する御仮屋が置かれた。
○伝馬継所
市野沢(青森県八戸市南郷区)
観音林(岩手県九戸郡軽米町晴山?)
○一里塚
小峠(青森県八戸市?)
十文字(青森県八戸市?)県史跡
市野沢(青森県八戸市?)
大森(青森県八戸市?)
晴山(岩手県九戸郡軽米町?)
観音林(岩手県九戸郡軽米町?)
仁左平本新田(岩手県二戸市?)
堀野(岩手県二戸市?)
○峠
猿越峠(二戸市-軽米町)

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