部分保存ではあるが、ボリュームのある残し方をしており皇子を思わせる建物であった。本の取次店の大阪屋本社社屋の1部として利用されていたが、2015年以降に不動産屋に売却され取り壊されて2015年秋にはマンションが建設されている。設計は片岡建築事務所、建設は竹中工務店である。建設時期は1922(大正11年)であった。
所在地:大阪府大阪市西区新町2-5-5
部分保存ではあるが、ボリュームのある残し方をしており皇子を思わせる建物であった。本の取次店の大阪屋本社社屋の1部として利用されていたが、2015年以降に不動産屋に売却され取り壊されて2015年秋にはマンションが建設されている。設計は片岡建築事務所、建設は竹中工務店である。建設時期は1922(大正11年)であった。
所在地:大阪府大阪市西区新町2-5-5
浪速寺は、大阪市浪速区にある東寺真言宗の寺院。
〇歴史
明治年間(1868年-1912年)に實乗和尚により創建。昭和20年(1945年)の戦災で消失し、現在の本堂は昭和25年(1950年)に再建された。
〇行事
福寅授与・開運護摩供(1月9日-11日) - 今宮戎神社の十日戎と同じ日に行われ、大勢の人々が参拝する。
施餓鬼供養(彼岸中日)
〇交通
堺筋線恵美須町駅より西へ徒歩3分
御堂筋線大国町駅より東へ徒歩10分
南海高野線今宮戎駅より東へ徒歩2分
〇所在地
大阪府大阪市浪速区恵美須西1-4-8
徳浄寺は、大阪府大阪市浪速区にある浄土真宗本願寺派の寺院。本尊は阿弥陀如来。
〇歴史
大阪市南区寺院明細帖には「由緒、慶長四己亥年開基智観ナル者、本願寺第十二世准如法王ノ直弟トナリ、府下南区渡辺筋ニ建立ス、後チ宝永三丙戌年、今ノ地ニ移転シ文政元戊寅年宿融ノ災ニ罹リ悉皆鳥有ニ帰シ同五壬午年、当寺第六世順了檀家ノ協力ヲ以テ再建ス」とある。1872年(明治5年)、大阪市立栄小学校の前身となる西大組第二十二区小学校を徳浄寺境内で創立する。
〇交通
大阪環状線芦原橋駅
関西本線・大阪環状線今宮駅
地下鉄御堂筋線・四つ橋線大国町駅
〇所在地
大阪府大阪市浪速区敷津西1-8-20
正宣寺は、大阪府大阪市浪速区敷津西二丁目にある浄土真宗本願寺派の寺院。山号は瑞華山。本尊は阿弥陀如来。
〇歴史
1603年(慶長8年)に永俊によって創建。1888年(明治21年)11月4日、西浜町で中江兆民らが携わった護教団体「公道会」が結成され、正宣寺で開会式を挙行したが、そこには千余人の来会者が充満したと報じられている。
〇交通
大阪環状線芦原橋駅
関西本線・大阪環状線 今宮駅
地下鉄御堂筋線・四つ橋線 大国町駅
〇所在地
大阪府大阪市浪速区敷津西2-16-18
合邦辻閻魔堂は、大阪市浪速区にある堂宇。融通念仏宗の寺院・西方寺の境内に立地する。
〇合邦辻
合邦辻は、現在の松屋町筋(下寺町筋)と国道25号線(竜田越奈良街道)の交差点(公園北口交差点)を指す歴史的な呼称。合邦ヶ辻などとも表記される。古くは「合法辻」と書かれ、聖徳太子が物部守屋と仏法について合論した地であると伝わるほか、「四天王寺の学校があったことから「学校が辻」と言っていたものが訛った」など、地名については多くの俗説がある。江戸時代には大坂市街の南郊、摂津国東成郡天王寺村の一角であった。合邦辻は四天王寺西門の西方に位置しており、逢坂(天王寺七坂のひとつ)の上り口に当たる。すなわち竜田越奈良街道はここから東へ、四天王寺門前まで上町台地の斜面を上っており、坂に向かって右手に一心寺、左手に安居神社がある。この一帯は1897年に大阪市(当初は南区に属した)に編入され、市街化が進んだ。
〇閻魔堂と西方寺
閻魔堂も聖徳太子の創建によると伝えられ、古くは大伽藍があったが、兵火にかかって辻堂になった。『摂津名所図会』(1796-98年刊)などに当時の様子が描かれている。もともとは現在の交差点の東南側にあったが、明治中期、道路拡張のために、交差点の北西側にあたる融通念仏宗西方寺の境内に移転した。西方寺は融通念仏宗の寺院で、山号を暁月山といい、本尊は阿弥陀仏。第二次世界大戦の戦災で焼失したが、戦後に再建された。 閻魔堂は国道25号に面して建っており、『摂州合邦辻』ゆかりの地として「玉手之碑」(玉手は『摂州合邦辻』の登場人物)が立つ。
〇大衆文化の中の合邦辻閻魔堂
文楽および歌舞伎『摂州合邦辻』(安永2年(1773年)初演)の舞台である。作中で主人公が重い病を閻魔堂に願掛けして治すことから、病気平癒を祈願する人々の信仰を集める。本作では、「合邦」という名の人物が当地に庵室を構え、閻魔堂を建立する設定になっている。なお、『摂州合邦辻』は俊徳丸伝説を下敷きのひとつとしているが、俊徳丸を主人公とした謡曲『弱法師』は「極楽の東門に通じる」とされた四天王寺の西門を舞台にしている。歌舞伎『絵本合法衢』(文政7年(1810年)初演)でも登場する。この作品は、明暦2年(1656年)に加賀大聖寺藩の前田大学之助が仇討ちによって殺害されるという事件を下敷きにしているが、『摂州合邦辻』の成功を受けて書かれており、『摂州合邦辻』のパロディが見られる。
〇所在地
大阪府大阪市浪速区下寺3-16-11
春陽軒は、大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町にある曹洞宗の寺院。本尊は釈迦牟尼佛。
〇歴史
1632年(寛永9年)に創建。天瑞寺の西に位置し、齢延寺の末寺として義春が開基した。1860年(安政6年)に本堂などが再建された。また境内には国学者・尾崎雅嘉の墓所がある。
〇墓所
尾崎雅嘉-国学者
〇交通
Osaka Metro谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」より徒歩で約5分。
阪神高速1号環状線「夕陽丘出入口」より車で約1分。
〇所在地
大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町1-14
太閤秀吉公の重臣、桑山修理太夫重晴が、秀吉公の武運長久を願って私財を投じて建てられたのが珊瑚寺のはじまりです。曹洞宗だそうです。重晴は朝鮮出兵の際に朝鮮より持ち帰った小児薬を「桑山丸子(くわやまがんじ)」の名で売り出したところ、評判がよく、のちに近松門左衛門の「心中天網島」の中に、子供に「くわやま」を飲ませるように、とあるように、たちまち有名になりました。この薬は長く大正時代まで作られていました。また、天王寺七坂のひとつ、口縄坂の傍に珊瑚寺は位置しますが、その坂に面した「延命地蔵尊」は古くより、安産、子育てのお地蔵さまとして広く人々に祈られてきました。このように珊瑚寺は創建当時より、特に子供にゆかりがあるお寺として今日に至ります。先の戦災で消失しましたが、境内には、秀吉公座像、淀殿直筆の書物など秀吉公にゆかりのある品々を保管していた「太閤堂」という建物がありました。安産・子安・子育・子授・諸願祈願で有名です。
住所:大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町1-21
光明山林照院月江寺は、大阪市天王寺区生玉寺町にある浄土宗の寺院である。元亀元(1570)年織田信長と浄土真宗本願寺(石山本願寺)との合戦が始まり、信長は当地に天王寺城を築いた。天正8(1580)年に石山合戦が終わり、天王寺城も廃城となった。江戸時代に入り、元禄10年(1697)東印比丘尼が第5代将軍徳川綱吉の生母 桂昌院の両親の菩提を弔うために月江寺を開創した。木で出来た素朴な門は小さいながらも雰囲気がありましたが鍵が掛かっていたので境内を覗くと石の道と庭が見えました。もう一方の門は寺に良くあるような門構えで、こちらも石の道と草木が広がっていて、本堂は奥にありました。
住所:大阪府大阪市天王寺区生玉寺町3-13
観音寺は、大阪府大阪市天王寺区にある、高野山真言宗の寺院。山号は高津山。本尊は十一面千手観音。摂津国八十八箇所第十六番札所。館内には納骨堂、家族葬ホールが併設され仏事ごとが総合的に行える寺院となっている。寺伝では九条関白の創建と伝わるが、江戸時代初期の兵火により寺史などが焼失し詳細は不明。江戸中期の安永年間(1772~1781年)に月海上人が再興した。
〇所在地
大阪府大阪市天王寺区城南寺町8-4
長久寺は、大阪市中央区にある日蓮宗の寺院。山号は大圓山。本尊は一塔両尊。大阪七福神の福禄寿を祀る。
〇歴史
寺伝では天正7年(1579年)に日長によって創建されたとする。その後、天正17年(1589年)4月に淀殿(淀君)が子の豊臣秀頼の武運長久を祈願するため、片桐且元、大野修理之介(大野治長)が奉行となり、大坂城築城の余材をもって本堂が建立されたとするが、秀頼はまだ生まれておらず年代が合わない。しかし、こうした話から当寺は淀君の寺とも呼ばれている。正徳2年(1712年)6月、本堂以外の堂宇が焼失するが、宝暦・明和年間(1751年-1772年)に復興した。明治時代になると廃仏毀釈もあって当初は衰微していたが、後に諸堂の修繕が行われている。1937年(昭和12年)には楠木通りの拡張工事のために境内地の北部分百余坪が削られることとなり、本堂、客殿、帝釈堂、妙見堂、庫裏、土蔵、門、墓地当の移転が行われ、翌1938年(昭和13年)11月に完成した。太平洋戦争中の1945年(昭和20年)3月13日・14日に行われた第1回大阪大空襲の際には、爆弾の直撃を受けて本堂の屋根の3分の1が吹き飛んだが本堂の炎上は免れている。1958年(昭和33年)から始められた谷町筋の拡張工事のため、今度は境内地の東部分約1,800平方メートルが削られることとなった。そのため、本堂、大門、帝釈堂、庫裏は奈良県奈良市にある薬師寺に移築され、本堂は現在、慈恩殿となっている。他の堂も他の寺院に移築され、現存している。境内地が縮小してしまったので、それに合わせて1963年(昭和38年)に鉄筋コンクリート造の近代的な本堂が建立された。
〇境内
本堂-1963年(昭和38年)再建。寺務所も同じ建物内にある。
寺務所
原惣右衛門の墓-赤穂浪士四十七士の1人。
〇文化財
・大阪市指定有形文化財
木造日蓮坐像-像高45.6センチメートル。文禄3年(1595年)に尼崎の住人・吉岡新右衛門正次が檀那となって発願し、奉納されたもの。大阪市域に伝来する肖像彫刻の中では非常に古い時代の作例である。
〇前後の札所
大阪七福神(福禄寿)
〇交通
Osaka Metro谷町線・Osaka Metro中央線谷町六丁目駅から徒歩5分
Osaka Metro谷町線・Osaka Metro千日前線谷町九丁目駅から徒歩10分
〇所在地
大阪府大阪市中央区谷町8丁目2-49
善正寺は、大阪府大阪市北区西天満に位置する日蓮宗の寺院である。山号は法華山。本尊は久遠実成本師釈迦牟尼仏。
〇歴史
創建年は不詳。1493年(明応2年)に旧三番村(現在の北区中津周辺)より現在地へ移転。明暦年間(1655年-1658年)に火災に遭い焼失したため、詳しい由緒などははっきりとしていない。境内には痔の神様として知られている秋山自雲が祀られている。
〇所在地
大阪府大阪市北区西天満6丁目6-20
浄信寺は、大阪府大阪市北区西天満に位置する真宗大谷派の寺院である。山号は至暁山。本尊は阿弥陀如来。
〇歴史
1606年(慶長11年)に天満・源蔵町に創建。1663年(寛文2年)に天満11丁目へ移転し、1676年(延宝4年)に天満・南森町へ移転。さらに1725年(享保10年)に天満樋に移転し、1882年(文政5年)に境内を拡張した。
〇交通
JR「大阪天満宮駅」より徒歩で約10分。
Osaka Metro堺筋線・谷町線「南森町駅」より徒歩で約10分。
〇所在地
大阪府大阪市北区西天満1丁目9-3
久本寺は、大阪府大阪市中央区谷町にある本門法華宗の寺院。本尊は十界曼荼羅。
〇歴史
久本寺の開基は讃岐国の戦国武将である但馬守久本重時であり、重時が出家得度して妙住院日理と称し、平野郷の塩屋新兵衛の外護を受けて、1562年(永禄5年)に創建。1629年(寛永6年)に元祖天王寺屋秀綱が中心となり本堂を創建。1648年(慶安元年)に初代天王寺屋五兵衛光重が願主となり客殿を、さらに1650年(慶安3年)に天王寺屋作兵衛が大施主となり庫裏を建立し、その後は山門、番神堂、鐘楼、土蔵等の伽藍が整備された。また境内の除厄守護の諸神を祀る堂である番神堂は大阪市の有形文化財に指定されている。
〇交通
Osaka Metro谷町線「谷町九丁目駅」より徒歩で約5分。
〇所在地
大阪府大阪市中央区谷町8丁目-1-34
総面積105.6haの広大な敷地を誇る大阪城公園では、秋にはイチョウ並木のほか、サクラ、ケヤキなどが色づきます。美しい紅葉の中、公園の中心にそびえる天守閣などのさまざまな歴史的建築物をはじめ、市民の森や西の丸庭園などに植えられた秋の花々を愛でながら、散策が楽しめます。
所在地:〒540-0002大阪府大阪市中央区大阪城
開催期間:2024年11月上旬~12月上旬※見頃は気候により変更となる可能性あり
開催場所:大阪城公園
交通アクセス:JR大阪環状線「大阪城公園駅」もしくは「森ノ宮駅」からすぐ、または地下鉄中央線「森ノ宮駅」からすぐ、または長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」からすぐ、または地下鉄谷町線「天満橋駅」・「谷町四丁目駅」・地下鉄中央線「谷町四丁目駅」から徒歩10分
料金:園内散策自由(一部施設を除く)
問合せ先:大阪城パークセンター06-6755-4146
西国三十三所の第4番札所である施福寺(槇尾寺)には約200本のモミジがあり、背景となる山々とともに、赤く色づいた見事な紅葉を楽しめます。西国三十三所の中でも難所として知られ、山門から槇尾山の頂上付近に位置する本堂までの急な階段を登り切ると、晴れた日には岩湧山、金剛山まで見渡すことができます。内陣の仏像(弥勒菩薩、十一面千手千眼観音、文殊菩薩、日本唯一の花山法皇足守の馬頭観音、日本唯一の方違大観音、そのほか諸仏)も全て常時公開されています。
所在地:〒594-1131大阪府和泉市槇尾山町136
開催期間:2024年10月下旬~11月下旬
開催場所:施福寺(槇尾寺)
交通アクセス:泉北高速鉄道「和泉中央駅」から車約20分もしくは南海バス約40分「槙尾中学校前」乗換~オンデマンドバス(予約制)「施福寺駐車場」下車
料金:拝観料/500円※別途入山料500円が必要
問合せ先:施福寺(槇尾寺)0725-92-2332
勇壮なやぐらの曳行が繰り広げられる阪南市あげての秋祭りが開催されます。市内各地区から約20台のやぐらが市役所前に集まり、周辺をパレードするほか、本祭りでは波太神社の本殿前階段を豪快に駆け上がる「宮入」が見どころとなっています。神輿渡御および各地区の曳行も行われます。
開催期間:2024年10月6日・13日~14日やぐらパレード/6日16:00~19:00、秋祭り/13日~14日
開催場所:市役所周辺、波太神社 ほか
交通アクセス:JR阪和線「和泉鳥取駅」から徒歩15分
主催:阪南市パレード評議会(阪南市やぐらパレード)
料金:見物無料
問合せ先:阪南市役所まちの活力創造課072-471-5678(代表)
紫金山に鎮座する吉志部神社の例大祭(秋祭)では、毎年、吹田市の無形民俗文化財に指定されている特殊神事「どんじ」の奉納行事が行われます。唐櫃(からひつ)に詰めたお供え物や幟を携えて町内を練り歩き、神社に奉納します。どんじの行列には、着物に縄の帯、サンドラという藁の輪をかぶったお稚児さんも参加します。本祭では子ども神輿なども催されます。
所在地:〒564-0001大阪府吹田市岸部北4-18-1
開催期間:2024年10月16日~17日祭典/17日14:00~15:00
開催場所:吉志部神社
交通アクセス:JR京都線「岸辺駅」から徒歩20分、またはJR京都線「吹田駅」から阪急バス「紫金山公園前」下車
問合せ先:吉志部神社06-6388-5735
実りの秋を祝うお祭りで、総勢20台のだんじりが麻生郷、南近義、木島・西葛城の市内3地区に分かれてパレードを行います。曲がり角を勢いよく曲がる“やりまわし”が見どころです。各地区で行われるパレードも、迫力満点です。
開催期間:2024年10月12日~13日【12日】6:00~22:00【13日】8:00~22:00※時間は地区により異なる
開催場所:貝塚市内3地区(麻生郷、南近義、木島・西葛城地区)
交通アクセス:麻生郷まで/南海本線「貝塚駅」下車、南近義まで/JR阪和線「和泉橋本駅」下車、木島・西葛城まで/水間鉄道「名越駅」・「水間観音駅」下車
料金:見物無料
問合せ先:貝塚市観光協会(貝塚市魅力づくり推進課内)072-433-7192(平日8:45~17:15)
津久野(踞尾=つくの)だんじり祭が、3日間にわたって行われます。本宮祭の早朝に、踞尾八幡神社に6台の豪華な装飾が施されただんじりが宮入し、勇壮な練りを披露します。津久野駅周辺でも、13時から15時15分までだんじりのパレードを見ることができます。
所在地:〒593-8322大阪府堺市西区津久野町3-20-25
開催期間:2024年10月4日~6日【4日】宵宮祭9:00~18:00【5日】本宮祭/宮入6:30迄~18:00【6日】後結祭9:00~18:00
開催場所:踞尾八幡神社
交通アクセス:JR阪和線「津久野駅」から北東へ徒歩3分
問合せ先:踞尾八幡神社072-262-3743
住吉大社の御田で刈取りの行事を行った後、初穂を神前にお供えする儀式が行われます。「宝之市」とは、神功皇后が三韓よりの貢物や百貨をもって市を立てたことが始まりとされ、日本最古の市ともいわれます。現在では稲の刈取りが行われ、着飾った市女(いちめ)5人が五穀を入れた升を神前にお供えします。升が多く売られていた所以で「升の市」とも呼ばれます。
所在地:〒558-0045大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
開催期間:2024年10月17日10:00~
開催場所:住吉大社御田~第一本宮
交通アクセス:JR「天王寺駅」から阪堺電気軌道阪堺線「住吉駅」もしくは「住吉鳥居前駅」下車、または南海本線「住吉大社駅」から徒歩3分
主催:住吉大社
問合せ先:住吉大社06-6672-0753
太鼓台のお祭りでは大阪府下最大級となる「秋郷祭(枚岡まつり)」が、枚岡神社で行われます。秋の収穫に感謝し行われる秋祭りで、大小合わせて20台以上のふとん太鼓台が宮入りし、華やかで勇壮な数基の地車が街中を曳行されます。夜店も多数並び、多くの人で賑わいます。
所在地:〒579-8033大阪府東大阪市出雲井町7-16
開催期間:2024年10月12日~13日、15日【秋郷祭前祭】12日/太鼓台宮入奉納13:30~、13日/神幸祭・太鼓台宮入奉納11:00~【秋郷祭本祭】15日/祭典10:00~(屋台・太鼓台はなし)※最新情報はホームページで要確認
開催場所:枚岡神社
交通アクセス:近鉄奈良線「枚岡駅」からすぐ
主催:枚岡神社
問合せ先:枚岡神社072-981-4177
建水分神社の秋祭りは、実りの秋の収穫を建水分大神の恩恵として感謝祝慶し、毎年10月第3土曜に行われます。神社から約1km下の御旅所(通称・比叡前「ひえのまえ」)へ神輿が神幸し、各氏子地区より20台近くの地車が宮入りします。地車の舞台上では、上方芸能の原点ともされる即興の寸劇「河内にわか」が奉納上演されます。地車は、宮入りの前後計3日間にわたり引き回されます。
所在地:〒585-0041大阪府南河内郡千早赤阪村水分357
開催期間:2024年10月19日神輿修祓式/10:30、神輿渡御/11:00~(御旅所地車宮入り/11:30)
開催場所:建水分神社、建水分神社御旅所
交通アクセス:近鉄長野線「富田林駅」からバス約15分「水分」~徒歩2分、またはJR和歌山線「御所駅」から車約20分
主催:建水分神社
問合せ先:建水分神社0721-72-0534
秋の和泉市恒例の「和泉だんじり・みこし祭り」が、市内各地で行われます。JR北信太駅周辺、泉北高速鉄道 和泉中央駅周辺、JR和泉府中駅周辺の3か所で、だんじり祭りが開催されます。JR北信太駅周辺のみ、14日も曳行があります。横山地区では、男乃宇刀(おのうと)神社で、みこし祭りが催され、市内各地が賑わいと活気に満ち溢れます。※12日~13日は、フチュール和泉~和泉府中駅間の歩行者用デッキが終日通行禁止となりますので、ご注意ください。
開催期間:2024年10月12日~14日6:00~22:00
開催場所:和泉市内各地
交通アクセス:JR阪和線「北信太駅」・「和泉府中駅」もしくは泉北高速鉄道「和泉中央駅」下車
主催:※だんじり・みこし祭りは、市の主催ではなく、各地域により自主的に行われています。
料金:見物無料
問合せ先:和泉市だんじり・みこし連絡協議会(事務局/和泉市広報・協働推進室内)0725-99-8103
泉大津市内各地で、だんじり祭りが開催されます。地車をぶつけ合う「カチアイ」や、交差点を90度にまがる「やりまわし」などが見どころです。大津神社地区では「濱八町パレード」などが、穴師、曽根、助松神社地区では「十二町連合パレード」などが行われます。
開催期間:2024年10月12日~13日【1日目】6:00~22:00【2日目】8:00~22:00※試験曳き/10月6日
開催場所:泉大津市市内各地(大津神社地区、泉穴師神社地区、曽根・助松神社地区)
交通アクセス:南海本線「泉大津駅」下車
料金:見物無料
奈良時代より“萩の寺”と呼ばれる東光院の萩の庭は、魯山人により「萩露園」と名付けられ、府民投票により大阪みどりの百選に選定されました。萩の花が最盛期を迎える毎年9月中旬に「萩まつり道了祭」が開催され、祭神である豊臣秀吉公勧請・道了大権現の特別開扉とともに、法話、写経、茶席のほか、献笛(けんてき)・箏曲(そうきょく)や弦楽曲の奉納などが催されます。東光院に縁の深い正岡子規の命日を記念しての「子規忌へちま供養・萩の四季俳句会」(22日)、秋彼岸中日の「世界の恒久平和と人と自然との共生を祈る文化の祭典」と参詣者の幸せを祈る「道了大権現採灯大護摩供」(いずれも22日)には、多くの参拝者が訪れます。
所在地:〒561-0882大阪府豊中市南桜塚1-12-7
開催期間:2024年9月15日~24日9:00~17:00
開催場所:東光院萩の寺
交通アクセス:阪急宝塚線「曽根駅」から徒歩4分
主催:萩まつり祭典法要委員会、萩の寺道了講、萩の寺大乗会
料金:大人500円
問合せ先:東光院萩の寺06-6852-3002
勇壮かつ豪快さで全国的に有名なだんじり祭が、岸和田市(岸和田地区・春木地区)で開催されます。角を勢いよく走りながら、4tを超えるだんじりの向きを直角に曲がる「やりまわし」が最大の見どころ。そのスピードと迫力は、全国の祭りのなかで「岸和田だんじり祭」を上回るものはないとまで言われます。34台の地車が市内を駆け巡り、迫力満点の「やりまわし」を市内各所の曲がり角で見ることができます。夜になると、だんじりに提灯が灯され、街中を練り歩く「灯入れ曳行」が行われます。暗くなった市内をゆっくりと進むだんじりは、昼間とはまた違った魅力を見せます。
開催期間:2024年9月14日~15日 【1日目】6:00~22:00 【2日目】9:00~22:00
開催場所:大阪府岸和田市岸和田地区・春木地区
交通アクセス:岸和田駅前通商店街まで/南海本線「岸和田駅」もしくは「春木駅」からすぐ、またはJR阪和線「東岸和田駅」から「岸和田駅前行」のバス約7分「岸和田駅前」すぐ
主催:岸和田地車祭礼年番、春木地車祭礼年番
問合せ先:岸和田市観光振興協会072-436-0914
五穀豊穣に感謝する方違神社の秋祭では、3日間にわたり、さまざまな神賑行事が斎行されます。宵宮には、氏子町内からの稚児行列が宮入するほか、堺太鼓が見どころとなっています。宵宮と本宮の両日に、蒲団太鼓も勇壮な姿を見せ、多くの人で賑わいます。
所在地:〒590-0021大阪府堺市堺区北三国ヶ丘町2-2-1
開催期間:2024年9月14日~16日
開催場所:方違神社
交通アクセス:JR阪和線「堺市駅」から徒歩15分もしくはバス約5分「方違神社前」下車
主催:方違神社
問合せ先:方違神社072-232-1216
中秋の名月の夕刻より、幽玄で雅趣に富む神事が大阪天満宮で斎行されます。神前に、秋の七草や鈴虫などを供えた後、献花と献香が行われ、御神楽「人長舞」が奉納されます。菅原道真公を祀る大阪天満宮は、平安時代中期に村上天皇の勅命で建立され、古くから学問の神様「天満の天神さん」として親しまれています。
所在地:〒530-0041大阪府大阪市北区天神橋2-1-8
開催期間:2024年9月17日18:00~
開催場所:大阪天満宮
交通アクセス:JR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩3分
問合せ先:大阪天満宮06-6353-0025
別名「太鼓橋」とも呼ばれる住吉大社のシンボル、赤い反橋を舞台に、観月祭が催されます。第一本宮での奉告祭に続き、反橋で冷泉流の入選歌の披講と入選句の朗詠が行われます。
所在地:〒558-0045大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
開催期間:2024年9月17日18:00~20:30
開催場所:住吉大社反橋
交通アクセス:JR「天王寺駅」から阪堺電気軌道阪堺線「住吉駅」もしくは「住吉鳥居前駅」下車、または南海本線「住吉大社駅」から徒歩3分
主催:住吉大社
問合せ先:住吉大社06-6672-0753
布忍神社は古来より布にまつわる言い伝えがあり、病気平癒、厄除けなどの神として崇められています。毎年10月中旬に秋祭りが行われ、境内は屋台の出店などで賑わいます。イチハラヒロコ恋みくじが人気です。
所在地:〒580-0025大阪府松原市北新町2-4-11
開催期間:2024年10月14日~15日初穂料の受付/9:00~22:00頃、おみくじ等/~21:00、露店/16:00~23:00頃
開催場所:布忍神社
交通アクセス:近鉄「布忍駅」下車
問合せ先:布忍神社072-334-7634
真言宗泉涌寺派の大本山、法樂寺で、四国八十八カ所のお砂踏みが行われます。本堂に四国八十八カ所のお砂を入れた座布団を敷き、これを踏んでお参りすると、四国八十八カ所を巡った時と同じご利益があるとされます。境内には、平成8年(1996年)に完成した木造の「法樂寺三重宝塔」があるほか、山門を入って右側に、樹齢800年とされる大きな楠がそびえます。
所在地:〒546-0035大阪府大阪市東住吉区山坂1-18-30
開催期間:2024年10月21日9:00~15:00
開催場所:法樂寺
交通アクセス:JR阪和線「南田辺駅」から徒歩4分、または地下鉄「田辺駅」から徒歩7分
主催:法樂寺
問合せ先:法樂寺06-6621-2103
現在の「宝くじ」の起源とされ、約960年の歴史を持つ箕面山瀧安寺の富くじ「箕面富」が行われます。身体健勝、商売繁盛にご利益があるとして江戸期に人気を集めた「箕面富」は、その後明治期に入ると「万人講くじ」に形を変えて続けられ、近年古式に則った形で復活されました。当たりを得ると特別御守「大福御守」と「辨財天招福お札」が授与されます。
所在地:〒562-0002大阪府箕面市箕面公園2-23
開催期間:2024年10月10日11:00~受付/9:00~10:55
開催場所:箕面山瀧安寺観音堂
交通アクセス:阪急箕面線「箕面駅」から徒歩15分
主催:箕面山瀧安寺・箕面富実行委員会
問合せ先:箕面山瀧安寺・箕面富実行委員会072-721-3003
所在地:〒590-0953大阪府堺市堺区甲斐町東2-1-29
開催期間:2024年9月6日~13日渡御/7日14:00~、例大祭/12日10:00~、田実神事/13日10:00~※状況により予告なく変更となる場合あり
開催場所:開口神社
交通アクセス:阪堺電気軌道「大小路駅」もしくは「宿院駅」から徒歩3分、または南海「堺駅」・南海高野線「堺東駅」から南海バス「大寺北門前」~徒歩2分
主催:開口神社
問合せ先:開口神社社務所072-221-0171
関西圏の学生が中心となって作る市民参加型の「こいや祭り」が、大阪を舞台に開催されます。「感動と交流」、「みんなで創るみんなのお祭り」、「非日常空間での躍るお祭り」をコンセプトにしたお祭りで、よさこいをはじめ、ヒップホップ、河内音頭など、どんな踊りでも参加することができます。大阪城公園太陽の広場をメイン会場に、全国各地から集まった約80チームが、熱い踊りを繰り広げます。2024年はこいや祭り25周年を記念し、16年ぶりに梅田スカイビルが会場に加わるほか、2000年当時の第1回こいや祭りのオリジナル楽曲として踊られていた「こいやの舞」が、当時の実行委員会メンバーと現役の踊り子たちにより、1日目の中夜祭で披露されます。
所在地:〒540-0002大阪府大阪市中央区大阪城3
開催期間:2024年9月7日~8日10:00~20:00(予定、各会場により異なる) ※最新情報はホームページを要確認
開催場所:大阪城公園太陽の広場(メイン会場) ほか
交通アクセス:JR大阪環状線「大阪城公園駅」から徒歩5分
主催:第25回こいや祭り実行委員会
料金:観覧無料
問合せ先:第25回こいや祭り実行委員会事務局
不動明王の御縁日である毎年1月、5月、9月の28日に、法樂寺では、清浄な道場に不動明王の降臨を仰ぎ、大護摩が厳修されます。お護摩の炎は知恵の光、炎は世間の悪や病魔を焼く力と言われています。煩悩を焼き尽くす大火焔に、天下泰平、世界の安寧を祈ります。
所在地:〒546-0035大阪府大阪市東住吉区山坂1-18-30
開催期間:2024年9月28日お護摩/10:00~(本堂内)、柴燈大護摩供/13:00~(境内)
開催場所:法樂寺
交通アクセス:JR阪和線「南田辺駅」から徒歩4分、または地下鉄「田辺駅」から徒歩7分
主催:法樂寺
料金:入山無料
問合せ先:法樂寺06-6621-2103