歴史散策
2020年9月22日火曜日
木下家住宅
「住吉街道」沿いに建つ大壁造りの漆喰壁の町家建築で、二階部分に虫籠窓が見られる。虫籠窓は角材に荒縄を巻いて土で塗り込んだもの。虫籠窓にはさまざまな説があり、防火目的と心理的な効果が狙いといわれている。また、二階造りの表を美しくみせるために生み出されたとも言われている。住吉街道沿いの古民家であり、往時を偲ぶ建物として貴重である。保存状態もたいへん良い。間口が長い江戸末期の日本家屋であり、黄味がかった漆喰壁に虫籠窓が特徴的である。
所在地:大阪府大阪市住吉区上住吉1丁目8番28号
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