歴史散策
2016年12月7日水曜日
佐藤漁丸墓所(安養寺)
佐藤漁丸墓所は江戸時代後期、寛政から文化年間(1789から1818頃)にかけ活躍した文人で、生没年とも不明、西区に生まれた商人であった。大坂の豪商、河内屋太郎兵衛を主人公にする滑稽本「川童一代噺」を出版し、強化では蝙蝠軒魚麻呂、浄瑠璃作家としては佐川籐太を名乗り活躍した。なお当寺には、近松「心中天網島」で有名な紙屋治兵衛の妻おさんの墓がある。おさんは夫の心中の後、当寺の尼になったという。
所在地:大阪府大阪市西成区岸里東1丁目7-15(安養寺)
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