2013年11月30日土曜日

川端康成生誕之地

日本人初のノーベル文学賞を受賞し、「伊豆の踊り子」「雪国」「古都」などの作品で知られる川端康成は、明治32年(1899)6月14日、大阪市北区此花町1丁目79番地(現在の北区天神橋1)で生まれた。康成の父で医師だった栄吉はこの地で開業していたのだが、しかし結核を患い、明治34年(1901)に死去。翌年、母・ゲンも亡くなり、康成は姉と共に祖父母に引きとられ、大阪府三島郡豊川村(現在の茨木市)に移り住んだ。現在は大阪天満宮の正門斜向いにある料亭「相生楼」の門前に『川端康成生誕之地』と記された石碑がひっそりと建っている。その後、康成は茨木中学校から東京の第一高等学校、東京帝国大学へ進み、文壇で活躍するが1972年4月16日に死去。1985年には茨木市に川端康成文学館が開館し、いまも多くのファンが訪れる。
所在地:〒530-0041大阪府大阪市北区天神橋2丁目大阪天満宮付近 
交通アクセス:地下鉄谷町線「南森町駅」より徒歩5分、JR東西線 「大阪天満宮駅」より徒歩5分



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