成田街道は、江戸時代には水戸街道新宿から分岐して佐倉藩や成田山新勝寺に向かう街道であり、現在は千葉県道路愛称名により国道296号の船橋市前原西の中野木交差点~印旛郡酒々井町下台と、国道51号の酒々井町下台~成田市寺台の寺台インターチェンジを指し示す。ただし、この成田街道は江戸時代後期に成田山参詣が盛んになってからの愛称であり、江戸幕府の公式文書では「佐倉街道」(江戸城と譜代の大藩佐倉藩を結ぶ街道の意味)と呼称されていた事に注意を必要とする。このほか、水戸街道我孫子宿から分岐して利根川沿いに成田へ向かう道も同名で呼ばれた。現在は国道356号の一部となっている。
○宿場
市川宿(千葉県市川市)
八幡宿(市川市)
船橋宿(船橋市)
大和田宿(八千代市)
臼井宿(佐倉市)
酒々井宿(酒々井町)
寺台宿(成田市)
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