因幡街道は、江戸時代に整備された脇街道の一つで、播磨国姫路(兵庫県姫路市)を始点として、因幡国鳥取(鳥取県鳥取市)に至る路線である。現在の国道2号、国道29号、国道179号、国道373号、兵庫県道724号姫路新宮線にほぼ対応している。
○宿場
姫路(兵庫県姫路市)
1.飾西宿(兵庫県姫路市)
2.觜崎宿(兵庫県たつの市)
3.千本宿(兵庫県たつの市)
4.三日月宿(兵庫県佐用郡佐用町)
5.平福宿(兵庫県佐用郡佐用町)
6.大原宿(岡山県美作市)
7.坂根宿(岡山県美作市)
8.駒帰宿(鳥取県八頭郡智頭町)
9.智頭宿(鳥取県八頭郡智頭町)
10.用瀬宿(鳥取県鳥取市)
11.河原宿(鳥取県鳥取市)
鳥取(鳥取県鳥取市)
○智頭往来
志戸坂峠を越えるルート(現在の国道373号線にほぼ相当)は、江戸時代には鳥取藩の参勤交代に用いられた。智頭宿周辺や篠坂地区、中原地区、樽見(大字福原)地区、駒帰地区は往時の面影を残しており、中原、樽見、駒帰地区の約2.5キロメートルは2008年、国の史跡「智頭往来 志戸坂峠越」に指定された。
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