佛眼寺は、大阪府豊中市熊野町にある曹洞宗の仏教寺院。
○歴史
花山法皇の院宣で長徳年間(995年~999年)に仏眼が開基した天台宗寺院・宝殊寺の奥の院と伝える。 宝暦10年(1760年)に浄春寺頑極官慶に帰依した大阪の商人規矩治右衛門が、この仏限が開かれた寺の跡地に禅寺を建立。 名を「熊耳山仏眼寺」とした。開山には官慶の本師黙子とし、頑極官慶を第2世とする。 弟子の玄透が仏眼寺6世となった折、曹洞宗の開祖道元の著書「正法眼蔵」の出版を志し、永平寺57世住職となった時に完成させた。
○文化財
梵鐘:豊中市有形文化財・工芸 天明6年(1786年)5月10日鋳 大乗寺蔵「支那禅刹図式」を模したもの。
阪神淡路大震災で被害を受けた鐘楼は耐震と防犯を兼ねたモダンな面格子耐力壁で1998年に再建された。
○交通
阪急宝塚本線豊中駅下車、阪急バスで「熊野町」下車7分
○所在地
大阪府豊中市熊野町4丁目8-1
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