富松神社のご鎮座は、天平年代(約1200年前)聖武天皇勅願により僧行基が猪名野笹原を開耕したことに始まったといわれている。現在の本殿は寛永13年(1636)に社司良雄が再建したもので承応2年(1653)、寛文11年(1671)等の数回の修理を経て、平成7年(1995)1月17日の阪神淡路大震災でも損傷を受けましたが、修理復興も完了し、現在に至っている。一間社春日造で、かつて富松神社が春日神社の末社であった事を意味している様に思われ、組物(三つ斗組)、蛙股などは極彩色で壁には絵が描かれ、華麗な桃山時代の余風が伝えられており、県の重要文化財に指定されている。
所在地:尼崎市富松町2丁目23-1
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