この古墳は南北に主軸をおく古墳時代前期の前方後円墳です。既に前方部については原型が著しく損なわれているが、全長約60m、後円部径約30m測る前方後円墳です。昭和37年に発掘調査が行われ、後円部から粘土郭に覆われた長さ約9m、幅約0.7mの割竹形木棺が見つかりました。木棺の内部には一面に朱がしかれ、中央部に骨粉状になった人骨と歯があり、その両側に鉄刀2本、短剣1本が置かれ、足元の位置には鉄槍1本がありました。東部には、三角縁三守四獣鏡(計23㎝)胡ろく(矢筒)などの副葬品が置かれていました。これらの遺物を昭和60年3月30日に尼崎市指定文化財に指定されたそうです。
所在地:兵庫県尼崎市水堂1-25-7(須佐男神社内)
最寄駅:立花駅(北西)
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